保険代理店の役割

保険代理店の役割

保険代理店は、「代理店委託契約書」に基づき、保険会社に変わって保険募集を行います。損害保険の場合、契約締結権を有し、保険契約締結の「代理」を行います。生命保険の場合は、保険契約の締結の「媒介」を通じて、保険商品の販売を行います。

「媒介」とは、他人の間に立って他人を当事者とする契約の成立に尽力する事実行為を言います。
保険代理店は、所属保険会社の管理下にあり、代理店委託契約書に定められた事項を遵守し、定められた事務処理方法に従って業務を運営しなければなりません。
また、保険代理店が重要事項の説明義務違反などによって保険契約者に損害を与えた場合には、一義的には所属保険会社がその責任を負うことになります。